0
¥0

現在カート内に商品はございません。

  1. コラム一覧
  2. |
  3. マインドフルネス瞑想入門|専門家が解説する効果と実践法

2025/02/20

マインドフルネス瞑想入門|専門家が解説する効果と実践法

マインドフルネス瞑想入門|専門家が解説する効果と実践法

マインドフルネス瞑想について

近年、病院で使われているマインドフルネス瞑想は、アメリカの医師ジョン・カバットジンさんが1970年代に開発した方法がベースになっていて、血圧の安定やストレス軽減、不眠の改善など、様々な効果が医学的にも確認されているそうです。
本記事では、医者要らずの世界をテーマに実践を重ねてきた麻凛華先生に、マインドフルネス瞑想による心の解放法を解説していただきます。
去年まで保険診療をしていたが現在は保険診療を離れている元精神科医の麻凛華先生は、従来強い偏見がもたれてきた大麻サイケデリック薬物の最新研究に理解がある方で、先駆的な取り組みを行っています。このような視点を持つ先生は非常に稀有でまた心暖かい存在です。

心が密かに求めている"解放"の時間

毎日の生活の中で、ふと感じる心の重さ。仕事のストレスや人間関係の悩み、将来への不安...。そんな重荷を背負ったまま、今日も頑張っていませんか?
実は、あなたの心は「休息」ではなく「解放」を求めているのかもしれません。 テレビを見たり、スマホをいじったり、お酒を飲んだり。一時的な気分転換では、なかなか手に入らない本当の心の動きについて一緒に学びましょう。

マインドフルネス瞑想が注目される理由

ここ数年、多くの経営者や医療関係者がマインドフルネス瞑想を取り入れています。それは、この実践が単なるリラックス法ではなく、心の「解放」をもたらすからです。

心の「解放」がもたらすもの

この「解放」は、あなたに確かな変化をもたらします。眠れない夜が減り、家族との会話が増え、何より「今」という時間を心地よく感じられるようになります。

初心者向け!マインドフルネス瞑想の基本ステップ

まずは、日常生活の中で少しずつ始められる基本的なステップをご紹介します。

準備

心地よい環境づくりが、継続の秘訣です。

  1. 場所選び

    • お気に入りの椅子やソファ
  2. 基本姿勢

    • 顎を引き、胸を張り自然とまっすぐに背筋を伸ばす
    • 肩の力を抜く
  3. 時間設定

    • 就寝前など、習慣にしやすい時間帯
    • 最初は3分程度から始める。

呼吸への集中

呼吸は、今この瞬間に戻る大切な道しるべです。

  1. 呼吸の感じ方

    • 胸の動きを感じる(膨らむ・凹む)
    • 息をゆっくり吐きながら、体に耳を傾ける
  2. 意識の向け方

    • 数を数えない
    • ただ、呼吸の感覚を意識する
    • 気が散っても自分を責めない

気づきの練習

心の中で起こることを、静かに観察します。

  1. 身体の感覚

    • こわばりやリラックス
  2. 思考への気づき

    • 「今、考えが浮かんでいるな」と気づく
    • 「今、こんな気持ちがあるな」と認める
  3. 継続のコツ

    • 毎日同じ時間に無理なく心地よい範囲で記録をつけてみる。

マインドフルネス瞑想がもたらす変化

瞑想ルーム1
  • ストレス軽減と心の安定
  • 集中力と生産性の向上
  • 感情コントロールの改善
  • より良い睡眠の質

マインドフルネス瞑想とADHD:集中力向上へのアプローチ

ADHD(注意欠如・多動症)に悩む人にとって、マインドフルネス瞑想は有効なアプローチのひとつとされています。
継続的なマインドフルネスの実践により、脳の前頭前野が活性化し、思考の整理や感情のコントロールがしやすくなることが報告されています。
これにより、衝動的な行動の抑制や注意力の向上が期待できます。

一方で、近年の研究では、ADHDの人が薬物や大麻を使用するリスクが7.9倍に増加することが示されており、この傾向には遺伝的要因が影響していることも明らかになりました。
また、当店の独自調査によると、9つの精神疾患の中で「ADHDと大麻」に対する関心が最も高いことが分かっています。

ADHDの有病率(小児・成人)

ADHDの有病率(小児・成人)円グラフ

ADHDと大麻使用のリスク

ADHDと大麻使用のリスクのチャート

マインドフルネス瞑想と脱依存:回復への第一歩

依存からの回復は、心と体のバランスを取り戻す長いプロセスですが、マインドフルネス瞑想は、その回復をサポートする有力な手段の一つとされています。 研究では、マインドフルネス瞑想が自己認識を高め、依存を引き起こすトリガーに対する耐性を強化することが示されています。

麻凛華先生

「囚われ」から解放される気づきへ導く、麻凛華先生の視点

「生きづらさ」の根源には、何かしらの「囚われ」が潜んでいます。過去の後悔、未来への不安、他人の評価...。そんな心の縛りから解放される可能性を秘めているのが、マインドフルネス瞑想です。今回は、ARK心と身体と魂の研究所麻凛華先生に、マインドフルネス瞑想の本質についてお話を伺いました。

先生が「囚われ」に注目されるようになったきっかけを教えてください。

私自身、幼少期から様々な健康上の課題を経験してきました。重症肺炎過敏性腸症候群醜形恐怖症社交不安症など、一見別々に見える症状の根底に、実は共通の信念(思い込み)があり、その信念に基づいた囚われが存在することに気づいたんです。
それは必ずしもそのまま目に見える形で現れるわけではありませんが、確かに私たちの生活に大きな影響を与えています。

マインドフルネス瞑想は、どのようにその「囚われ」に働きかけるのでしょうか?

マインドフルネスとは、"今ここ"に心(mind)をいっぱい(full)にしている状態(ness)のことです。
私たちの心は、例えるなら暴れ馬のようなもの。放っておくと自動的にネガティブな思考や感情が頭に湧き出てきます。それらに囚われている時、私たちの心は今ここにおらず、現実をありのままに観ることが出来ていません。

私たちは沢山の思い込みや習慣──例えば「私は愛されない存在だ」、「普通は〜だ」など──に縛られて生きており、その思い込みのレンズを通して現実を観ています。

より楽に生き、自分の可能性を広げるには、自分を縛っている思い込みに気づき、一つ一つ手放し、レンズを透明にしていく作業が必要です。

しかし囚われてばかりでいると、自分がどんな思い込みによって苦しみを創り出しているのかに気づきません。囚われていることにすら気づかない人も多いです。

また、囚われている時は身体の声を聞けません。
私たちの真の幸せは、頭の声に縛られるのではなく、身体の声を聞き身体を自由にさせてあげることです。

マインドフルネス瞑想は、より私たちを自由な状態へと、そして可能性に満ちた人生へ導いていてくれるのです。

ご自身が悩んだ時にどのように対処していますか?

一番大切なことはまず現状を受け入れることです。
ある出来事を「問題」と捉えている時点で、その前提の意識としてはそれを拒絶していることになりますから、視野が狭くなり事が進みません。
失敗は勉強ですからありがたく受け取ります。自分の仕事に例え話として生かせるなんて最高にありがたいです。
しかし悩むことはもう殆どありません。なぜならネガティブもポジティブも全ての出来事は私たちにとって必ず良いタイミング起きているからです。
私が確信した生きる上で大切なことは、宇宙を信頼し、囚われずに「今ここ」に集中する。それだけです。

「気づき」がもたらす変化

具体的にどのような変化が期待できますか?

大きく3つの変化が期待できます

1
切り替える力の向上
  • ネガティブ感情を長引かせない
  • 衝動性の低下
  • 不安の低減
  • 柔軟で自由な思考が可能になる
  • 無駄な時間を過ごすことや先延ばしが減る
2
自己理解の深まり
  • 行動の真の動機に気づく
  • 自分の恐れや思い込みが現実を創造していたことに気づく
  • 感情との健全な関係を築ける
  • ありのままの自分を受け入れる事が出来る
  • 新しい選択肢が広がる
  • イメージ力が上がり思い通りの現実を創造できる
3
生活の質の向上
  • 集中力、継続力の向上
  • 睡眠の安定
  • 自分軸で生きながら豊かな人間関係を築ける
  • 身体の声が聞けるようになり心身のバランスが取れる
  • 直感力の向上

特にどのような方に効果を感じられていますか?

以下のような方々に、特に効果を実感いただいています。

  • 集中力の持続に悩む方
  • 不安や緊張が強い方
  • 疼痛
  • ADHDASDの症状でお困りの方
  • うつ病不安症強迫性障害などの精神疾患の方
  • 共依存依存症
  • 対人関係に苦手意識を持つ方
  • より深い自己理解を求める方
  • 人生をより豊かにしたい方

特に発達障害や、幼少期のトラウマ体験から発達障害のような症状でお困りの方は、囚われが強く、心が今ここにいないことが多いです。なぜなら、失敗体験を重ねていくと行動の基盤が「恐れ」に基づくようになるから。
しかし、マインドフルネス瞑想を通じて、新しい可能性が開かれていくのを何度も目にしてきました。

マインドフルネス瞑想は、より私たちを自由な状態へと、そして可能性に満ちた人生へ導いていてくれるのです。

実践のための心構え

初めての方が実践する際に、気をつけるポイントを教えてください。

大切なのは以下の3つです。

1

ジャッジしない

マインドフルネス瞑想は、何事にも囚われずただありのままを観るための心の筋トレです。
ジャッジは囚われの元ですので、「出来た、出来なかった」とジャッジする必要すらありません。

2

身体感覚を感じる

雑念を手放すことは、身体感覚を感じることと同義です。呼吸に集中すると言っても、「頭」で呼吸に集中しているのと、「身体」で呼吸している感覚を感じているのでは全く違います。
野山で風を感じている時は全ての思考を手放し、身体全体で感じますよね。身体感覚を感じるとは、そんな感覚です。

3

大きな視点で物事を見る

大きな視点で物事を見ましょう。例えば、「瞑想をしなきゃいけない」ではなく「継続できる人間になりたい」。「携帯をダラダライジったらダメだ」ではなく「囚われず切り替えることが人間になりたい」。
私たちの自己イメージは、全ての行動を通して潜在意識に刷り込まれ、自己イメージが変わらない限りは、なりたい自分になれません。
現状を変えたいなら、大きな視点で物事を見る癖をつけましょう。

麻凛華先生から読者へのメッセージ

本来、私たちは無限の可能性を秘めています。
しかし、様々な経験を通じて作られた"囚われ"が、その可能性を制限しています。マインドフルネス瞑想は、その"囚われ"から解放され、本来の自分を取り戻すための道具なのです。
本来の自分は、まず「自分ではない自分」に気づくことで漸く見えてくるものです。

一人で抱え込まず、まずは小さな一歩から始めてみませんか?その一歩に、寄り添わせていただきます。

ARK心と身体と魂の研究所での取り組み

ARK心と身体と魂の研究所研究所では、マインドフルネス瞑想を軸に、以下のようなアプローチで皆様をサポートしています。

1
薬と病気を完全に卒業するオリジナルカウンセリング

今までの行動原理が「恐れ」からだったことに気づき、「愛」を行動原理にしていきます。そうすることで自己受容が始まり、いつの間にか症状は自然と消失していきます。そのための知識の共有や実践方法をお伝えします。

2
自己変容コーチング

 自分を縛りつけている思い込みを外し、コンフォートゾーンを抜け出して現状の外側にゴールを設定するお手伝いをします。
その他、催眠療法や古代インド占星術鑑定も行っています。

マインドフルネス瞑想を始めるのにおすすめの場所やツール

おすすめの場所

  • 自然豊かな公園
  • 静かな部屋の一角
  • 瞑想専用スペース

便利なツール

  • 瞑想機能付きスマートウォッチ
  • クッションや座布団
瞑想ルーム2

マインドフルネス瞑想で「気づき」の第一歩を踏み出そう

マインドフルネス瞑想は、誰でも始めることができる心の実践です。まずは短い時間から始めてみましょう。

リキッド通販ショップについて

改めて、今回の貴重なお話をしてくださった麻凛華先生に、心よりお礼申し上げます。実は、私自身ADHDの傾向があり、思考の散らかりや疲れやすさを感じることが少なくないのですが、今回のインタビューの中でマインドフルネス瞑想は、カーネマンの『ファスト&スロー』に登場する「システム1」の自動思考から少し距離を置く手助けになるかもしれないという印象を覚えました。

また、麻凛華先生は最近YouTubeチャンネルも開設され、より多くの方に向けて発信されています。今回のインタビュー内容に興味を持たれた方はぜひチェックください。

私たちのリキッド通販ショップは、厳選された高品質なカンナビノイド製品を提供する、安全で信頼性の高いオンラインプラットフォームですが、単なる商品の販売だけではなく、皆さんの「リラックス」や「心のバランス」を大切にする場になりたいと考えています。
疾病割引制度もご用意していますので、お気軽にお問合せください。

参考文献・リンク

この記事を書いた人
カンナビノイドニキ
カンナビノイドニキ [TikTok]

当ディスペンサリーストアの熟練店長。これまで20年以上のカンナビノイドの旅に情熱を注いできた。スイス産に傾倒していたが、最近は合成大麻の魅力に引き込まれ、究極のレシピを模索中。

カテゴリ一覧

ページトップへ